「子供に見せたい景色」がここにある。大人になっても忘れない、心に残る一生モノの親子の旅を。

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あなたの心に残る「家族の記憶」は、どんな風景ですか

お父さん、お母さんと過ごした時間は子供にとっての宝物。
親の目線で子供にも触れさせたい、
そんな思いからでかける旅行も良いのではないでしょうか。
今回の旅行のテーマは「家族の記憶」を紡ぐ旅。
大人になった我が子と思い出話ができるような、心に残る親子の時間を。

1st Day: PM 稚内・宗谷を巡る。

「さあ、出発だ」

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旅のしおり

海からの風を受け、無数の巨大な風車が回る勇壮な景色

宗谷丘陵「宗谷ウインドファーム」

<風を受けて回る57基の風車群に感動>
氷河時代に形成された周氷河地形が北海道遺産に認定されている宗谷丘陵。 日本有数の風力発電施設でもあり、丘の上に巨大な風車が57基立ち並ぶ。 風が吹くといっせいに直径61.4mの大きな白い羽根が回る勇壮な景色は一見の価値あり。

日本最北端の地に立ち、宗谷海峡の大海原を見渡す

宗谷岬「日本最北端の地の碑」

<宗谷まで来たら、必ず立ち寄りたい場所>
ウインドファームからほど近く、 宗谷岬の先端北緯45度31分22秒の”日本最北端の地”を標す記念碑へ 海に向かうと前方三方が海、正面にはサハリンの島影が浮かび上がり、 日本の最北端であることを実感できます。

遠くの利尻富士を望む絶景スポット。日本海に沈む夕陽に感動

ノシャップ岬

<最高の夕陽スポット、お子様と楽しめる水族館も>
アイヌ語でノッ・シャムといい「岬が顎(あご)のように突き出たところ」 「波の砕ける場所」の2つの意味があると伝えられています。 夕日の美しい景勝地として知られ、利尻富士や礼文島も一望できます。 「日本の灯台50選」にも選ばれ、日本第2位の高さを誇る紅白灯台も見どころに。



近くにある「ノシャップ寒流水族館」では、水量90トンの回遊水槽やかわいいペンギンたち、 アザラシショーなどのイベントも。夕方閉館なので早めに訪れたらぜひ足を運びたい。

「明日はあの船に乗るんだね」

2nd Day: AM フェリーで利尻島へ

「どんどん灯台が遠くなる」

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旅のしおり

朝霧の中、フェリーに乗船。2時間の航海へ

稚内フェリーターミナル

<子供の冒険心をくすぐるフェリーの旅>
稚内から日本海を西方に52km、ネイチャーアイランド・利尻島へ。 稚内から利尻島へは、ハートランドフェリーで1時間40分。 全長約95m、3.500tのフェリーでの旅は、 きっと純粋な子供の心にワクワクした記憶として残るはず。

フェリーから望む雄大な景色。日本海に浮かぶ利尻富士

ハートランドフェリー

<デッキで体感する大自然の美>
フェリーに乗ったら、ぜひデッキへ。 船に併走して飛ぶ海鳥たちの群れに出会えるかもしれません。 フェリーからでしか望めないアングルからの 美しい利尻富士の姿を存分に楽しむことができます。



船内は様々なタイプの船室があるほか、デッキで景色を楽しんだり、 売店で買い物をしたりと、約2時間の航海も退屈することなく楽しい時間を過ごすことができます。

ついに、利尻島に到着。フェリーから利尻の地へ

利尻島鴛泊港

<利尻島の玄関口鴛泊港>
ペシ岬からほど近い場所に位置する鴛泊港(おしどまりこう)は、 礼文島香深からのフェリーも発着しており、利尻島の玄関口として賑わっています。 フェリーターミナルは、新築されたばかりで利尻島のお土産も揃います。 また、2階には利尻富士を眺めながらくつろげるカフェもありますので、帰路の際には、少し早めに訪れてゆっくり立ち寄りたいところです。

いざ、冒険へ!大自然を体全体で感じる時間

利尻島内

<お子様と楽しめるアクティビティ>
豊かな自然から学ぶ貴重な体験ができるのも利尻島の魅力。 エメラルドグリーンの海でのシーカヤック、 豊かな木々の息吹を感じながらのんびり楽しむトレッキングや 島内一周のサイクリングやうに採り体験など、利尻島の自然を体で思い切り満喫できます。



昼食は、利尻島の自然の恵みを堪能、島の周辺で獲れた新鮮な海の幸を心ゆくまで楽しんでください。 左から、うに丼、アワビ刺身、ホッケちゃんちゃん焼き、シマエビ

2nd Day: PM 利尻島1周ドライブへ

「ドライブたのしいね」

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旅のしおり

午後はのんびり利尻島一周のドライブへ

姫沼

<美しい逆さ利尻富士を見に湖畔へ>
原生林の中に静かに水をたたえる周囲1kmほどの神秘的な湖、姫沼。 天気の良い日には、湖面に利尻富士が映り、見事な逆さ富士を楽しむことも。 20分程度で沼を一周できる遊歩道では、深い森に囲まれた静けさの中 野鳥の鳴き声を聞きながらゆったりとした散策が楽しめます。



利尻島内の様々な場所で、珍しい高山植物たちに出会う事ができます。 写真は左から、オオバナノエンレイソウ、エゾカンゾウ、ハクサンチドリ、散策風景。

「利尻島で一番美しい景色」とうたわれる地へ

沼浦展望台

<白い恋人の丘、利尻山や海を一望する景色を>
オタトマリ沼の向かい側にある白い恋人の丘からは 利尻山、オタトマリ沼、沼浦海岸、日本海を一望。 ここでプロポーズしたカップルには、プロポーズ証明書も。子供の前で2度目のプロポーズ。いかがですか。



オタトマリ沼から見える利尻山は、お土産で有名な「白い恋人」のパッケージに使用されているカメラアングルとしても知られ、知る人ぞ知る隠れた名所となっています。ここのお土産店で販売されている無添加ソフトクリーム「万年雪」は根強い人気。ぜひ立ち寄ってみては。

自然の荒々しさを感じる、溶岩流でできた海岸線

仙法志御崎公園

<ゴマフアザラシに出会えるスポット>
公園の海岸沿いには仙法志ポン山から流出した溶岩流でできた磯が広がり奇岩・怪石が見られます。 磯ではゴマフアザラシにエサを与えることができることでも有名。まさに自然の水族館。



公園西には、「北のいつくしま弁天宮」や、「寝熊の岩・人面岩」など観光ポイントが続きます。

夕暮れの海を照らす残照の美しさに時を忘れる

夕日ヶ丘展望台

<水平線に沈む夕焼けと赤く染まる利尻富士>
夕日ヶ丘展望台はその名の通り夕陽の美しいことで知られる夕景スポット。 水平線に沈みつつある夕陽はもちろん、赤く染まる利尻山がまた素晴らしい。 日が暮れた後の空と海はまた違う美しさを見せ、見るものを楽しませてくれる。 利尻島に来たらぜひとも訪れたい場所のひとつ。



利尻の地下水を使用して作られた島唯一の自家製乳酸飲料「ミルピス」。鴛泊から沓形方面へ向かうと沓形の手前、新湊にミルピス商店があります。 また、沓形には、乾燥させたウニとコンブから採取した塩を使った「愛す利尻山」というアイスクリームも大人気。

「星って、こんなにいっぱいあるんだ」

3nd Day AM 利尻島から稚内へ

「朝の散歩、気持ちいい」

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旅のしおり

もし朝早く目覚めたなら、朝日を見に

宗谷海峡朝焼け

<静かに明ける利尻島の朝>
宗谷海峡から昇る美しい朝日。 夏から秋にかけての日の出の時刻は、午前4時前後と早い。 いつもより早く起きて、少し歩いてみると新しい発見があるかもしれません。 他では味わえない、離島の朝をゆっくりと。

静かな利尻島の朝。岬の展望台までひと歩き

ペシ岬

<ペシ岬から利尻島を見渡す>
鴛泊港に突き出すペシ岬(標高92.3m)まで朝の散策。展望台への坂を上りきると利尻富士、礼文島、鴛泊市街地、遠く北海道を望む景色が待っています。



ペシ岬では、ウミウの繁殖風景を見ることも。また、北海道の夏の風物詩ともいえるコンブ漁は、コンブが成長する7月から9月が最盛期、散歩がてら海岸まで足を伸ばしてみては。

出発の時。フェリーに乗り込み、利尻富士にしばしのお別れを

利尻島鴛泊港発、ハートランドフェリーで稚内へ

<利尻の自然、海を一望する景色を>
フェリーに乗り込み、デッキから遠ざかる利尻島を眺める穏やかな時間。 利尻島は、小さなお子様から大人まで楽しみ方は様々です。 お子様が中学生、高校生になった時に訪れれば、登山やキャンプなど また違う家族の時間を楽しめるのではないでしょうか。

「またフェリーに乗ってこようね」

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