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利尻島
食と島の歴史を
探訪する旅

利尻島

地域に、人に、歴史あり。幕末から現在に思いを馳せる。
島の歴史と食を楽しみたい、ツウな大人の利尻旅。

各交通機関はシーズンによって時刻が変わりますので、事前に必ずご確認くださいませ。
AM8:30

山と海を同時に眺められる場所で
贅沢な朝食タイムを。

フェリーターミナルに着いたら、
ターミナル2階にあるTSUKI CAFEで、
モーニングセットを頼んでひと休み。
おいしいコーヒーと海を眺めながら、
今回の旅ではどんな歴史に触れられるかと考えるひと時。
時代を切り拓いた先人たちの足跡を探しに行こう。

AM9:15

運上屋跡の碑・会津藩士の墓へ
北海道誕生物語に触れる、旅の幕開け

まずはフェリーターミナルから、
車で約10分の距離にある運上屋跡の碑へ。
アイヌの人々との交易の場としてこの地が活気づき、
今に至る。当時の人の想いや時間を想像していたら、
島に来た実感が一気に沸いてきた。

AM9:40

ご当地乳酸菌飲料
「ミルピス」を飲む

島唯一の自家製乳酸菌飲料「ミルピス」は、
50年前からつづく完全手作りドリンク。
利尻の新鮮な地下水を利用して作られている。
ここでしか味わえないご当地ドリンクを味わいながら、
お店の人に島の歴史を訪ねてみよう。
地元の人との触れ合いを楽しむかけがえのない時間。

AM10:00

「神居海岸パーク」で
島ならではの体験にチャレンジ!

ミルピスを飲んだ後は、ウニ採り体験と昆布お土産づくり体験。予約なしで体験できるので、時間に合わせて体験
内容を変えられるのがいい。利尻昆布を食べて育った
ウニを、自分で獲ってそのまま食す贅沢。
ウニ採り体験の次は、昆布お土産づくり体験に挑戦!
海から獲れた昆布を土産品として加工できるのだ。
根や葉をカットして整形し、花折昆布やだしパック、
おしゃぶり昆布にも。帰宅してからも旅を思い出す
一品として楽しめる。

AM10:30

ウニと昆布塩が意外なおいしさ!
ご当地アイスをご賞味あれ

これぞご当地アイスとも言える「ウニのアイス」!
のぼりに引き寄せられて立ち寄ったのは、
アイス屋&お土産屋の「北利ん道(きたりんどう)」。
カップに入ったソフトクリーム「愛す利尻山」の上に、
乾燥ウニ、昆布の塩がのっている!
どんな味なのか興味津々、口に運ぶと、
これがすごく美味しい。昆布の塩と、
バニラアイスの甘味がマッチしていて、
やみつきになってしまった。

AM10:50

利尻のおいしい湧水「麗峰湧水」
を飲んでひと休み

利尻に降った雨や雪解け水が地中へ浸透し、
地上へ湧き出した「麗峰湧水」を飲んでひと休み。
長い年月をかけて湧き出す水にも歴史あり。
なめらかで飲みやすいおいしい水。
その理由はミネラル分が含まれていることなのだそう。
生活用水として、汲みに来る島民も。
地元の人と同じ体験をすることにこそ価値を感じる。
ペットボトルにたっぷり汲んでいこう。

AM11:00

「利尻町立博物館」で
地域と歴史への理解を深める

利尻のルーツや島の内・外での研究結果が記された資料が展示された博物館。旅先でこそ、博物館が面白い。
過去から現在につながる様子を、人文、自然など
さまざまな分野から見ることで、理解が深まり、
旅の思い出として心に刻まれる。
通信が発達していなかった時代、
人々はどうやって過ごしていたのか。
当時は、本土との行き来はどうしていたのか。
気になる疑問を学芸員さんに聞くのもまた楽しい。

AM11:50

島民行きつけの食堂にて
「タコ天そば」の昼食を食す

利尻町の「マルヰ食堂」の「タコ天そば」は
一食の価値があると聞いてやってきた。
ここは島民に人気の穴場スポットだ。
タコを小さく切って、
天ぷらにしたものが温かいそばにのっている。
旨みがぎゅっと凝縮されたタコ天がうまい!
そして美味しいのにリーズナブルな料金設定が良心的。

PM1:00

「オタトマリ沼」で休憩。コクがあるのに、
すっきりおいしい「万年雪ソフト」

人気観光スポット「オタトマリ沼へ」。「万年雪ソフト」はコクがあって、濃厚なのに後味さっぱり。
近くの「白い恋人の丘」からは、石屋製菓(株)「白い恋人」のパッケージとほぼ同じアングルで利尻富士が見られる。
利尻富士の起源は2000年以上前にさかのぼる。
長い年月をかけて、山全体が緑に覆われ、冬はまさに
「白い恋人」のあの風景が見られるようになった。
自然の歴史はなんとスケールが大きいのだろう・・・と、
何とも言えない気分になる。

PM2:10

島で愛されるお菓子屋さんで
地元の味を体験

鬼脇漁港近くの地元の人に長年愛される
老舗のお菓子屋さん「長生堂寺嶋菓子舗」へ。
利尻プリンはクマザサ入りという少し珍しいもの!
食べ終わった瓶を返却すると20円戻ってくる。
ここはスフレもおいしいので思わずSNSでシェア!
甘いものは、やっぱり別腹。

PM2:55

「ラナルド・マクドナルド上陸記念碑」
冒険家の心に触れる

利尻に上陸したアメリカ人、
ラナルド・マクドナルドの記念碑へ。
彼は日本初のネイティブスピーカーの英語教師。
1848年、焼尻島に上陸したのち利尻島へ上陸。
当時、島で暮らしていたアイヌの人々と8日間にわたり
暮らしたという。のちに長崎に送られたあと、
鎖国下の日本で、通詞など14名に英語の指導をした。
上陸した利尻島で、彼は何を思ったのだろう。

PM3:25

「利尻富士温泉」へ
露天風呂から利尻富士を眺める

島滞在の締めくくりは利尻富士温泉。
露天風呂からは正面に利尻富士を見ることができる。
ここの泉質は、ナトリウム塩化物・炭酸水素塩泉(低張性
弱アルカリ性温泉)で、疲れた体がよく温まる。
飲泉もできるようだ。
開放的な眺めが広がる温泉で疲れを取る、
旅の締めくくり。移り変わる時間の中で、
ずっと変わらず存在し続ける利尻富士。
雄大なその姿に歴史の奥深さを感じた。

このページでご紹介したスポット

  • TSUKI CAFÉ(鴛泊)
    0163-85-7474

  • 運上屋跡の碑(本泊)
    0163-82-1114
    (利尻富士町観光協会)

  • ミルピス商店(沓形)

  • 神居海岸パーク(沓形)
    0163-84-3622
    (利尻町観光協会)

  • 北利ん道(沓形)

  • 麗峰湧水(仙法志)
    0163-84-3622
    (利尻町観光協会)

  • 利尻町立博物館(仙法志)
    0163-85-1411

  • マルヰ食堂(仙法志)

  • オタトマリ沼(鬼脇)
    0163-82-1114
    (利尻富士町観光協会)

  • 長生堂寺嶋菓子舗(鬼脇)

  • ラナルド・マクドナルド上陸記念碑
    (鴛泊)
    0163-82-1114
    (利尻富士町観光協会)

  • 利尻富士温泉(鴛泊)
    0163-82-2388

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